Y.O 新卒採用 ナカムラロジスティクス
学生時代に通関士と貿易実務検定を勉強をしていたことから物流業界を中心に就職活動をしていました。その中でも、通関士の資格を活かすことができる会社を中心に見ていました。当社のことを知ったきっかけは通関士講座の先生からの紹介です。物流業界の会社を見る中で人の生活に欠かせない食品を取り扱っていること。また、会社説明会の雰囲気やOBの先輩のお話、通関士講座の先生から当社は自分に合っているというお言葉をいただき、入社を決意しました。
入社後、現在のドキュメントチームで食品衛生法の届出業務や書類のハンドリング等の業務をし、通関チームで輸出入の通関書類作成業務を経験しました。現在は審査チームにて、輸出入ともに作成した書類を通関士の資格を活かして審査する業務を行っております。輸入も輸出も通関士の資格を持った人が書類を審査する業務を行わないと申告することができないので、非常に重要なポジションで働かせていただいています。主に各々の商品に対しての税番の決定や申告価格に誤りがないか、書類に不備はないか等を書類を見ながら判断し、適正通関できるよう日々業務に励んでおります。
やりがいは、通関士の勉強をしていたときの知識、今までのドキュメントチームでの経験、通関チームでの経験、すべての知識、経験をフル活用し、審査業務にあたっているところです。審査チームは書類不備や金額誤り、食品届出の内容などを最後にすべてチェックするポジションであり、特に金額の誤りや税番の誤りは関税や消費税等の納付額の誤りに直接繋がり、お客様に迷惑をかけてしまうので緊張感を持って日々業務に取り組んでいます。
印象に残ったエピソードとしては、輸出案件においての船用品の申告です。1年を通して、10件程度ありますが、案件によっては500~600品目近い商品を申告することもあり、税番の決定はもちろん食品だけでなく、鉄鋼製品などは輸出貿易管理令に関わってくる恐れの商品もあるため、かなり苦労しました。輸出に関しても商品によって、いろいろな法律が絡んでくるため、注意しながら審査にあたりこの案件に関しては審査に1日程度かかってしまったことがありました。
通関グループに異動して5年ほど経ち、知識、経験とも多く積んできました。まだまだ足りていない部分も多くありますが、その中でも通関グループのチーム員からの質問や営業からの問い合わせに適切かつ迅速に応対できるようにし、グループを引っ張っていけたらと考えています。将来的には、食品だけでなく、食品以外の案件に対しても、スムーズに対応できるようにし、当社に貢献できる人材になっていきたいです。